ドミノ

ドミノ

以下、チャプターズでご紹介時の推薦文です。

ページ数:384ページ
ジャンル:長編小説
読みやすさ:★

<あらすじ>
舞台は少し時代を感じる東京駅。主人公は、忙しなく駅を往来する普通の人々。
いつもの日常、誰しもが過ごす毎日の変わらない日常。

そんな1人1人の何気ない日常が、いつの間にか大きな物語へと繋がるドタバタコメディ!

<スタッフおすすめポイント>
兎に角、読みやすい!
登場人物もかなり多いにも関わらず、緻密に練られたキャラクターと次の章が気になって仕方がない前触れの数々に、前後の文を読むだけで「あぁ……あの人ね!」と分かってしまう。詳しい内容はぜひこの本を手に取ってみてから、きっと頭の中が映画館になるはず。

おススメをしておいて言うのは大変申し訳ないが、私は普段本を読まない。
というよりは日々に忙しくてなかなか読めないという言い方の方が正しい。でも、もちろん本は好きだ。

今回おススメの1冊を考えた時に、かつてよく本を読んでいた時分に戻り、改めてもう一度好きだった本を手に取ってみた。面白かった。
だからこそ、本作は「本は好きだが、なかなか読めない」そんな悩みを持っている同志には是非手に取って頂きたい。

エンターテインメントに富んだ本作は、まさに読む映画だ。

推薦文寄稿:京都岡崎 蔦屋書店 副店長 橋本幸栄