【西】202304

ページ数：304ページ
ジャンル：エッセイ集
東京度： ★★★★
読了しやすさ：★★★★★

＜あらすじ＞
かつて上京した方、この春上京したことがある方はぜひこちらを。

大きな夢を抱き18歳で上京、自分の拙さを思い知らされながらももがき続けた、青春の軌跡を綴ったエッセイ集です。

傷つき、苦しみ、後悔しつつも、ささやかな幸福に微笑んだ日々が振り返ればかけがえのない毎日だったと思い知る、著者曰く「ドブの底を這うような」青春の日々の記憶。

東京で夢を抱える人たち、東京で夢破れ去っていく人たちに、東京に一度は住んだり滞在したことのある方に、手に取っていただきたい1冊です。

＜スタッフおすすめポイント＞
本作の推薦人も上京者のひとり。
東京への“憧れ”と共に、「ここでやっていけるのか」という漠然とした“不安”も抱えながら上京しました。

上京2年目、この本に出会えて良かった。
今でこそ大活躍の著者ですが、独特の視点でネガティブな出来事を“笑い”に変えるエピソードの数々は、これから新生活が始まる方は特に救われることでしょう。

今月は読書どころではない！そんな多忙な方も気軽にお楽しみいただける作品です◎

推薦文寄稿：Chapters bookstore 書店主 森本萌乃