ページ数:276ページジャンル:長編小説癒し度:★★★★★読了しやすさ:★★★
<あらすじ>若くして余命を告げられた主人公。瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があって??。食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。
<スタッフおすすめポイント>人生の最後に食べたいおやつは何ですか。
本作のテーマでもあるこの問いについて自分自身も考えながら読み進めていくうちに、気がつけば心が大きく揺さぶられている一冊。「泣ける!」の声も多数編集者に届いておりますので、最近泣いていないなと感じる方や、あんまり人と会ったり話したりしていないな、と感じる方におすすめしたい作品です。
重たいテーマを扱っていながらもどこまでも優しく、流れる涙で心が洗い流されるような物語です。
推薦文寄稿:ポプラ社
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現役書店員や出版社の方と、時間をかけてじっくり丁寧に選書。直感でお選びいただくことで、普段自分では手に取らないような本との出会いをお届けします。
2024年4月にオープンした市ヶ谷の実店舗「チャイと選書 Chapters bookstore」では、お客様一人ひとりのお気持ちに寄り添った選書もご提供しております。